令和3年度予算概要

令和3年度の予算が第113回組合会の書面審議にて決定されましたので、その概要についてお知らせします。

保険料率について

令和3年度の健康保険料率は、95/1000で据置き、介護保険料率は16.6/1000から17.5/1000(0.9/1000引上げ)に決定いたしました。

健康保険について

収入支出予算額 4,933百万円
別途積立金取崩し予算繰入額 471百万円
令和3年度予算グラフ

収入について

保険料収入は、令和2年度予算に対し標準報酬月額と賞与額の減を見込んだことにより、約39百万円減の4,336百万円になります。
これに、その他収入597百万円(繰入額471百万円を含む)を加え、収入総額は4,933百万円になります。

支出について

保険給付費(医療費等)が2,177百万円、高齢者医療費として国に納める納付金等が2,237百万円となり、保険料に占める割合が保険給付費で50.2%、納付金が51.6%、併せて101.8%と保険料収入を超える支出となります。
特定健診、特定保健指導、人間ドック等の疾病予防等の保健事業費として、166百万円を計上しております。
支出総額は、4,933百万円で、令和2年度予算に比べ220百万円の減となり、収入と支出の差額471百万円は、別途積立を取崩し補填する赤字予算となります。

介護保険について

収入支出予算額 570百万円
予算繰入額(保険料率の補填ではない) 2百万円
令和3年度介護予算グラフ

介護保険料収入は、介護納付金の納付に必要な財源を当年度で確保することとしたため、前年度より保険料率を0.9/1000引き上げ、37百万円増の568百万円になります。なお、支出における予備費計上により収支均衡とするため、準備金より2百万円の繰入れを行い、収入総額は、570百万円となります。
支出の納付金は、567百万円となり、予備費3百万円と併せて支出総額は570百万円となります。

まとめ

終息の目処が見えないコロナ禍の状況や、先の見通せない経済情勢が続くと想定されることから、今後も厳しい財政状況になると思われます。当組合としましても医療費の適正化を重点的に取り組み、皆様方とともにこの難局を乗り切ってまいりたいと思いますので、今後ともご支援とご協力をよろしくお願い致します。

令和3年度介護保険料率改定(40歳~64歳の被保険者が控除対象)

改定後 改定前
事業主負担 被保険者負担 事業主負担 被保険者負担
8.75/1000 8.75/1000 17.5/1000 8.3/1000 8.3/1000 16.6/1000

令和3年3月分保険料(令和3年4月払給与控除・令和3年3月支払賞与)より改定

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