ＳＫ健康保険組合及び加入事業所が共同で実施するコラボヘルス推進事業の公表について

　個人情報保護法においては、個人情報を第三者に提供する場合、原則として本人の同意が必要となりますが、同法第２７条第５項第３項において、特定の者との間で共同して利用される個人データが特定の者に提供される場合は、①共同利用する旨、②共同利用する個人データの項目、③共同利用する者の範囲、④共同利用する者の利用目的、⑤共同利用する個人データを管理する法人の代表者及び責任者について、本人が容易に知り得る状態においているときは、第三者への提供には該当しないとされています。

　ＳＫ健康保険組合（以下、「当組合」という。）では、特定健康診査や特定保健指導をはじめとした加入者の健康の保持増進のため保健事業を実施していますが、健診等の未受診者への受診勧奨や特定保健指導等の不参加者への事後フォローなど、組合独自で行うには限界があること、また、企業側としても労働安全衛生法等に基づく健康管理事業を進めていくうえで共通する事項が多い事から、両者が積極的に連携をし、共同で事業を行っています。 「当組合」と「各組合加入事業所」との間で行っている共同事業については次のとおりとなりますので公表いたします。

１．共同利用の主な内容

①　特定健診が未受診である方への受診勧奨

②　特定保健指導が未終了となっている方への利用勧奨

③　生活習慣病の発症リスクが高いと思われる方への医療機関受診勧奨

２．共同利用する個人データ項目について

　記号・番号、氏名、医療機関未受診情報（病歴等の情報は含まない） 特定健診未受診情報、特定保健指導未終了情報

３．共同利用する者の範囲について

• ＳＫ健康保険組合　　事務長、保健指導担当者
• 組合加入事業所　　　健康管理部門責任者、担当者

４．利用目的について

　当組合においては、加入者の中長期的な生活習慣病の抑制及びリスク保有者に適切な保健指導等の事後フォローを実施するために利用します。 各事業所おいては、人的資本にも投資をするという考え方から、従業員及びその家族の健康もマネジメントを行う「健康経営」のためや、労働安全衛生法に基づく事後措置のために利用します。

５．共同利用する個人データを管理する法人の代表者及び責任者

ＳＫ健康保険組合
和歌山県和歌山市湊１８５０
理事長　脇 治豊
管理責任者　常務理事

組合加入事業所
法人の代表者
健康管理部門責任者